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オンプレミス

オンプレミスとは、自社内にサーバーやシステムを設置して運用する方法です。

解説

オンプレミスとは、企業や組織がサーバーや関連するハードウェア、ソフトウェアなどのITインフラを自社内の施設に設置し、内部で管理・運用する形態を指します。

コールセンターにおいては、通話管理システムやCRM(顧客関係管理)システムなどを自社の施設に導入し、データの管理やシステムの運用を自社で行います。これにより、データのセキュリティやシステムのカスタマイズが高くなり、企業独自の要件に柔軟に対応できるというメリットがあります。

しかし、その一方で初期投資が高額になる可能性や、更新、維持、管理に手間がかかるというデメリットも伴うため、慎重な意思決定が求められます。現在でも一部の業界ではオンプレミスが好まれる傾向がありますが、クラウドソリューションの普及により選択肢は多様化しています。

クラウドとの違い

似た言葉にクラウドがありますが、クラウドとの違いは、クラウドはインターネットを通じて外部のサービス提供者によってホスティングされているシステムやデータを利用する方式であり、初期コストやメンテナンス負担が軽減される利点があります。

利用シーン

篠宮課長
篠宮課長

今後のシステム導入について考えているんだけど、オンプレミスとクラウド、どう違うか知ってる?

はい、オンプレミスは自社にサーバーを設置する方式で、クラウドは外部のサービスを利用する方式ですね。セキュリティ面ではオンプレミスが安心とも聞きますが、管理が大変だとも。

SV高松
SV高松

篠宮課長
篠宮課長

その通り。セキュリティは確かに強化しやすいけれど、管理が増える分、人材育成も重要になってくるよ。

より簡単な説明

オンプレミスとは、会社がコンピューターやシステムを自分たちの建物の中に置いて、それを自分たちで管理することを指します。たとえば、あなたの学校でパソコンを使うときに、そのパソコンが学校の中に置いてあって、先生たちがそれを管理している、そんなイメージです。

この方法には、データをしっかり守れるという良い点と、たくさんの費用や管理する人が必要になるという難しい点があります。でも、この方法を使うことで、自分たちだけの特別な使い方ができるようにシステムを調整することができます。

類義語・関連用語

自社運用

読み方・表記

オンプレミスは、英語だとOn-Premiseと表現されます。国内のコールセンターやコンタクトセンターでは「オンプレミス」や「オンプレ」と利用されることが多いです。

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