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FTE(フルタイム当量)

FTE(フルタイム当量)とは、業務量がフルタイム勤務の仕事に換算した場合に、何人分に相当するのかを計算、表したものです。

解説

FTE(フルタイム当量)は、労働力の効率的な配分やリソース管理において重要な指標であり、コールセンターなどの組織が人員計画を立てる際に利用されます。この指標は、パートタイムや非常勤の労働者の働きぶりをフルタイム勤務に換算して総合的に評価するためのものです。

たとえば、1週間に20時間働くパートタイム社員2名は一緒に40時間働くため、合計で1人のFTEとみなされます。これにより、企業は労働者全体の生産性や必要なリソースをより正確に把握できます。

FTEはまた、労働コストの予測や業務効率の改善策を検討する際にも用いられることがあります。

ヘッドカウントとの違い

似た言葉に「ヘッドカウント」がありますが、ヘッドカウントは単純に人数を数えるのに対し、FTEは労働時間を考慮に入れる点で異なります。

利用シーン

篠宮課長
篠宮課長

当センターのリソースを効果的に管理するために、FTEの数を計算してくれますか?

はい、課長。パートタイムの従業員を含めて、全体の労働時間をフルタイム基準で換算するんですね。

SV高松
SV高松

より簡単な説明

FTEは、フルタイムで働く人に換算して考えるための方法です。例えば、1日に4時間働く人が2人いると、その2人を合わせて1日8時間の1人として数えます。

こうすることで、会社が全体でどのくらい仕事をこなしているのかをフルタイム労働者の基準でわかりやすく見えるようにします。この考え方は、どれくらいの人数が必要か計画したり、みんながどれだけ効率よく働いているかを確認するのに役立ちます。

類義語・関連用語

ヘッドカウント、人工

読み方・表記

FTEは、英語で「Full-Time Equivalent」と表現されます。国内でも「FTE」と呼ばれることが一般的です。

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