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アップセル

アップセルとは、顧客に現在の購入品よりも高価な商品やサービスを提案することです。

解説

アップセルは、営業やマーケティングの領域で重要な手法の一つで、既に購入を検討している顧客や既存の顧客に対して、より高い価値を持つ商品やサービスの購入を促す行為を指します。

例えば、スマートフォンを購入しようとしている顧客に対し、より高性能で価格も高いモデルを提案したり、基本プランの契約をしている顧客にプレミアムプランへの切り替えを勧めたりする場面で用いられます。

この手法は、企業が収益を増やすだけでなく、顧客満足度の向上にも寄与すると考えられています。顧客にとっても自分に合ったより良い選択を提供されることで、長期的な満足度を向上させることができます。

クロスセルとの違い

似た言葉に「クロスセル」とありますが、クロスセルとの違いは、アップセルがより高価な商品やサービスの購入を促進するのに対し、クロスセルは関連する追加の商品やサービスを提案する点です。

利用シーン

篠宮課長
篠宮課長

高松さん最近アップセルの成功事例って何かあった?

はい、最近スマホを買ったお客様に、月額料金が少し高くなるけどデータ容量が増えるプランへの乗り換えを案内したところ、了承いただけました。

SV高松
SV高松

より簡単な説明

アップセルという言葉は、お店や企業が商品やサービスをお客さんにさらに高いものにするようにお勧めすることです。

例えば、ゲームソフトを買うときに、デラックス版を買えば特別なアイテムが手に入ると言われたことはありませんか?それがアップセルです。自分が買おうと思っていたものよりも、もう少し素敵で高いものを買ってもらうように提案する方法です。

こうすることで、お客さんはもっと楽しい体験ができるかもしれませんし、お店側も売り上げを増やすことができて、どちらにもメリットがあります。

類義語・関連用語

アウトバウンドセールス、顧客提案、関連販売

読み方・表記

アップセルは、英語だとUpsellと表現されます。国内のコールセンターやコンタクトセンターでは「アップセル」ということばでそのまま利用されるのが一般的です。

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