クラウドとは、インターネットを介してデータやアプリケーションを遠隔で利用できる技術やサービスを指します。

解説

クラウド技術は、従来ローカルのコンピュータやサーバーにインストールしていたソフトウェアやデータを、インターネット経由で提供し、アクセス可能にするものです。この技術を活用することで、企業は設備投資を削減し、必要に応じてリソースを柔軟に増減できるようになります。クラウドにはパブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドといった種類があります。

たとえば、コールセンターではクラウドベースのコールセンターシステムを導入することで、オペレーターは場所にとらわれずに業務を行え、システムのメンテナンスもクラウドサービスプロバイダーに委託できるという利点があります。具体例として、Amazon Web Services（AWS）やMicrosoft Azureなどのプラットフォームが挙げられます。

利用シーン

篠宮課長

最近クラウドベースのコールセンターシステムについての問い合わせが増えているのを知っているかい？

ええ、知ってます。でも、どうしてそんなに多くの企業がクラウドを選ぶんですか？

SV高松

篠宮課長

クラウドを使うと、コールセンターの運営コストが抑えられるだけでなく、最新機能もすぐに使えるようになるんだよ。

なるほど、そういう理由なんですね。現場の対応も柔軟に行えそうで、効率が良くなるというわけですね。

SV高松

より簡単な説明

クラウドというのは、インターネットを使って、パソコンやスマホからいろいろなデータやサービスを使えるようにする技術です。これまでは、ソフトやデータを自分のコンピュータに入れていたけれど、クラウドを使えばそれをしなくても、遠くにある大きなコンピュータの力を借りられるようになります。これによって、お金も時間も節約できるし、いつでもどこでも必要なものにアクセスできるんだ。

同義語・類義語・関連用語

クラウドコンピューティング、クラウドサービス、クラウドストレージ、SaaS

カタカナ・英語での表現

クラウドは、英語では「Cloud」と表現されます。コールセンターやコンタクトセンターでは「クラウドベースシステム」などと表記されたり使われることが一般的です。